磯田園Blog
12.32021
茶花と実の成分、ご存じですか?
秋も深まり冬が近づくと、お茶の木には、2cmくらいのかわいい花が咲きます。
又、同時期に実をつけていて、こちらもかわいらしさがあり、癒されます。
(画像は、同日に撮影したものです)
澄み切った青空の下、白い小さな花は蜂などに受粉されます。
ところで、茶葉の成分は特保指定のペットボトルや
TVなどの健康番組で、カテキンが特集されたこともあり、
多くの方がご存じかと思います。
しかし、お茶は花も実も・・・身体にいいことがわかってきました。
お茶の実の茶油は、オレイン酸が豊富に含まれています。
最近では、オリーブオイルではなく、茶油を食用油や化粧品に
使用される等、用途が増えています。
茶花はメディカルフラワー(薬用花)研究の一環として研究され、
カフェインやカテキン、フラボノール配糖体といった茶葉でおなじみの成分に加え、
多種のサポニン成分が含まれ、抗肥満作用や、腸運動の活性化、抗アレルギー作用、
血糖値上昇の抑制など、さまざまな作用が確認されています。
今後、需要が伸びるかもしれませんが・・・。
農家にとっては、花も実も集めるのは手作業のため、なかなか大変です。