磯田園Blog

二番茶の摘栽が始まりました。

二番茶の収穫が始まりました。当社では1年に、新茶・2番茶・秋茶と3回お茶を摘みます。
夏に摘む2番茶は新茶よりも光合成が盛んでカテキンが増えやすいのが特徴です。カテキンは、味的には渋味成分になりますが、その渋味は、料理でたとえると、塩が旨みを引き立てるように、カテキンの渋味でお茶の旨みを引き立てられもします。もちろん、そのお茶がもつ旨み・渋味のバランスに左右されますが、そのバランスを補うのが、お茶のブレンドや火入れ加工という技術です。
梅雨の合間を見て、若葉が硬化しないうちに摘採しなければ天気予報とにらめっこ、近頃は地域の時間毎の予報や雨雲の動きがわかるので助かりますが、それでも100%の予想はできないので大変です。濡れた葉は蒸しても熱が伝わにくく、酵素を死活することができないので摘採できません。 でも摘まなければどんどん成長して硬化してしまいます。茶園全部に大きなビニール傘をかけられれば良いのですが・・。

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